●耳鼻咽喉科 ●アレルギー性鼻炎 ●中耳炎 ●めまい / 兵庫県 西宮市 薬師町 8-15 TEL.0798-64-8711(ハナイイ)
しおみ耳鼻咽喉科クリニック
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よくあるご質問


根拠に基づいた迅速な診断
頭部専用X線CT装置
頭部専用X線CT装置(3D Accuitomo)
Q 頭部専用とのことですが、一般的なのCTとどこがちがうのでしょうか?
A 一般的なCTに比べ被爆線量が約7分の1であるにも関わらず、16倍の高い解像度を持っています。骨の描出には優れていますが、通常のCTに比べ、筋肉や唾液腺、リンパ節その他の柔らかい組織の解像度には限界があり、頭頸部の腫瘍が疑われる場合は、通常のCTを撮らなければならないという弱点も持ちます。しかし、耳は、耳小骨などとても微細な骨性の構造物からできており、鼻も骨に囲まれていますので、骨に対して高い解像度を持つこのCTは、耳・鼻の病気において正確な診断のための強力な武器となります。


Q どのような病気の時に検査をするのですか?
A 慢性中耳炎(中耳真珠種を含む)、側頭骨骨折、先天性耳小骨離断、先天性内耳奇形などの正確な診断が必要なとき、副鼻腔炎、副鼻腔嚢胞、上顎骨・鼻骨などの骨折、歯性腫瘍や嚢胞の診断を要するときに行います。歯科でインプラントを受ける患者さんのシミュレーション用術前検査としても非常に有用です。撮影したCTデータは、再生ソフトとともにCD−Rに焼いてお渡しいたしますので、ご自宅にコンピュータをお持ちでしたら、ご覧いただけます。


平衡機能検査システム
ニスタモ21(平衡機能検査システム)
Q どんなことがわかる検査でしょうか?
A 内耳には三半規管という頭の回転を感じる器官があります。ここに回転刺激が加わると、その回転と反対の方向に目玉を動かそうとする反射(前庭眼反射)が起こります。この反射のおかげで頭が動いても目は常に同じ方向を向いていることができ、視界が安定するため、視覚に基づいた姿勢の制御が可能となるわけです。本検査装置は、前庭眼反射の起こり方で、内耳と脳の平衡機能を評価するもので、短時間でめまいの正確な原因診断が可能になります。


Q 実際にはどのように検査をするのですか?
A 患者さんには、赤外線カメラを内蔵したゴーグルをかけて回転椅子に座っていただき、頭部をヘッドレストに固定します。その後、椅子をゆっくり左右に約40秒振り、この間の回転刺激に対する前庭眼反射の出方を調べます。次に目標を注視してもらい、同じく左右に椅子を振り、その間の前庭眼反射を再度計測します。これで検査は終わりです。何も見ていない時の反応から内耳の平衡機能を、目標を注視している時としていない時の反応の出方を比較することにより、めまいに関する脳の働きを評価します。


赤外線フレンツェル
赤外線フレンツェル
Q 赤外線フレンツェルって何ですか?
A 一般に、めまいを自覚している人の眼球は、特徴的な動きをします。従って、めまいを診察するには、眼球の動きの観察が必要です。この器械は、眼球の動きが出やすい暗所で、赤外線カメラにより眼球の動きを捕らえますので、非常に微妙な眼球の動きも捕らえることができ、より正確なめまい診断を可能とします。


 
歪(ひずみ)成分耳音響放射測定装置
Q 歪(ひずみ)成分耳音響放射って何ですか?
A 内耳で音は電気信号に変換されますが、そこには、入ってきた小さな音を増幅する細胞(外有毛細胞)と増幅された音を電気信号に変える細胞(内有毛細胞)があります。
正常な外有毛細胞に音を投げかけると特定の周波数の音を投げ返してくる性質があり、跳ね返ってきた音を調べることにより、その細胞の働きを客観的に評価する事ができます。また通常の聴力検査で評価しにくい3才以下の小さなお子さんでも、この検査なら聴力の評価が可能です。


聴力検査室
大きな聴力検査室
聴力検査は耳鼻科で最も重要な検査の一つです。子供さんが小さい場合、お母さんと一緒にいた方が、上手に検査ができることが多いため、親子が一緒に入れる大きな聴力検査室にしました。



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自分の病気をしっかり理解してもらう
診察室
静かでプライバシーを保てる診察室
耳鼻科の診察ユニットには、吸引と送気が必要で、このため一般の診察ユニットにはコンプレッサーが内蔵されています。しかし、コンプレッサーのモーター音が結構うるさく、難聴の患者さんに病状などを説明する時、じゃまになることがあります。そこで、大病院と同じように中央配管で吸気と送気を行い、静かな診察室を実現しました。また、患者さんのプライバシーを守るため、診察室はすべて個室としました。


手術用顕微鏡
手術用顕微鏡による観察と所見の供覧
耳の病気は、基本的に顕微鏡で詳細に観察します。この画像は、顕微鏡につけられたCCDカメラを通し、患者さんにお見せいたします。鼓膜切開や鼓膜換気チューブ留置などの小手術もこの顕微鏡下に行います。


内視鏡用CCDカメラ
内視鏡用CCDカメラの導入
ファイバースコープなどで鼻やのどを診る場合、これを内視鏡に取り付け、所見をお見せします。


画像ファイリングシステム
画像ファイリングシステムの導入
CCDカメラでとらえた耳・鼻・のどの画像だけでなく、聴力検査を初めとする検査データ、CT画像まで一括して管理するシステムです。取り込んだ画像は、必要に応じて呼び出し、その時の所見と比較することができます。検査データの比較も容易にできます。これにより治療の効果をより理解しやすくなります。


天井懸架式モニター
天井懸架式モニター
CCDカメラでとらえた耳・鼻・のどなどの画像をよりよく見て頂けるよう、天井から自由に動くアームを吊し、そこにテレビモニターをつけました。患者さんの顔がどこを向いていても、目前に画像をお示しすることができますので、病気の理解をしていただきやすくなると思います。



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新しい治療技術の導入
世界最先端のレーザー治療器、鼓膜切開装置オトラム(OtoLAM)を導入しました。
当院では、炭酸ガスレーザーによる鼓膜切開装置オトラム(OtoLAM)を導入しました。中等度から高度の急性中耳炎や治りにくい滲出性中耳炎に対して、鼓膜切開手術が行われます。これは、貯まっている膿や滲出液を出す目的で行われるもので、液が抜けた後もしばらく鼓室粘膜のむくみは残りますから、一定期間穴があいていることが望まれます。一般的に行われる鼓膜切開刀による切開では平均すると4日ほどで穴は閉じてしまいます。何度か切開を繰り返しても病気が治らない場合は、穴が閉じないように切開した穴にシリコン製の小さなチューブをはめ込む手術を行いますが、比較的高額な手術であり、また小さなお子さんの場合、入院した上での全身麻酔手術が必要になります。OtoLAMは、世界最大の医療用レーザーメーカーであるルミナス社が製造した最先端のレーザー治療機器で、200ミクロンという非常に細いレーザー光をコンピュータ制御で精密に超高速でスキャンすることにより、瞬間的に好きな大きさの穴をあけることが出来ます。出血もほとんどなく、穴が空く瞬間「ぽん」と音がしますが、内耳への影響はなく、余分なレーザーは奥の浸出液や膿汁に吸収されますので、中耳への影響も無視できます。穴の大きさにもよりますが、平均して8日くらい穴があいており、切開刀で切開した場合に比べ長く穴があいているお陰で、中耳炎の治療期間と抗生物質の使用期間を短くすることが出来ます。通常の鼓膜切開とチューブ留置手術の中間に位置する医療であり、抗生剤使用期間の短縮により、耐性菌出現のリスクとチューブ留置手術が必要となるケースを減らす事が出来、患者さんへのメリットはとても大きいと考えます。

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待ち時間の短縮
2診制
原則として、医師二人で診察します。

電子カルテ
電子カルテは、カルテを出す時間が必要なく、診療後の会計も瞬時に終了します。診察における無駄を省き、待ち時間の軽減を図れます。

当日順番取りシステム
再診の方は携帯電話やパソコンからの順番とり(当日のみ)ができるシステムを採用しました。
当日順番取りシステムについてはこちらをご覧下さい。(初診のかたはこのシステムはご利用になれません。)
もちろん、予約がなくても受診が可能です。予約なしの方も待ち時間がなるべく長くならないよう配慮いたします。

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清潔な環境作り
空気清浄機の設置
待合室で、他の患者さんから新たな病気をもらいにくくするため、待合室と診療スペースに空気清浄機を一台ずつ設置しました。

ネブライザー装置の余剰ガス対策
薬剤を霧状にして、鼻やのどに直接降りかける治療をする器械であるネブライザー装置の余分なお薬が、他の患者さんに吸入され、アレルギー反応など不愉快な合併症を引き起こさないように、余剰ガスを吸引し排泄する排気設備を設けました。排気・換気にも気を付け新たな病気を予防します。

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高度医療機関との緊密な連携
京都大学の関連病院である神戸市立医療センター中央市民病院兵庫県立尼崎総合医療センター北野病院関西電力病院以外に、関西ろうさい病院兵庫県立西宮病院兵庫医科大学病院とも緊密な連携を保っています。

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(C)しおみ耳鼻咽喉科クリニック / アレルギー性鼻炎・中耳炎・めまい・副鼻腔炎・難聴・顔面神経麻痺 他
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